ネクタイの素材について

ネクタイの素材について

ネクタイ修理サービス

ネクタイの素材として代表的な素材はシルク、ポリエステル、羊毛(ウール)、綿(コットン)、麻(リネン)、カシミヤなどがあります。また少し珍しい素材としては皮革素材のものやニットで編んだものもあります。

 

ネクタイは直接的に肌に触れる部分ではありませんが、風合いがよいものは手で触らなくても、いかにも触り心地の良いネクタイをしてそうだ、高級なネクタイに違いないと、腕時計と同じように身に付けているネクタイの品質や柄にセンスが現れやすいので思った以上に人からはネクタイのセンスを見られていると思っていた方が良いでしょう。

 

サラリーマンはワイシャツが白系と冒険ができない分、ネクタイの色や柄、素材でご自身の個性をアピールしてみると良いと思います。

 

秋冬ならカシミヤ、ウールのネクタイ、春夏はシルクやポリエステルのネクタイなど、季節に合わせてネクタイの色だけでなく、ジャケットの素材に合わせて変えてみると良い雰囲気が出せると思います。

ポリエステル100%

毎日スーツを着てネクタイをするサラリーマンでしたら、オススメは毎日の使用にも耐えられる耐久性抜群のポリエステル100%でできたネクタイです。価格は1本500円〜1,000円のお手軽価格で購入ができます。

 

ポリエステル100%ネクタイの良いところは、価格的にも安いのでお昼のランチを食べて例えラーメンの汁やカレーの汁がはねて汚してしまったとしても、それほど気にしなくても良い点です。

 

価格が安いのでネクタイが汚れたり、ボロボロになっても新しいネクタイを購入できると割り切れば良いと思います。安価なポリステル100%のネクタイの欠点と言えば、見た目が生地の質感の安っぽさと、色の風合いに独特の光沢感があるのが特徴です。

ウール(羊毛)

ウールは羊毛の毛から作られており、第一印象としてもネクタイの温かみを感じる素材です。冬のツイードのジャケットと合わせることで、コーディネートがうまくいきます。無地や折柄のネクタイを選ぶことで、どんな色合いのスーツにも合わせやすい特徴があります。

 

ウール素材のネクタイ選びで気をつけることは、厚手のものはとても締めにくいので、少し薄手のものを選ばれますと縛り目がすっきりと小さくまとまります。秋冬はウールのネクタイが数本持っているだけで、ウールのネクタイは見る人にとっても、どこかホッコリする優しい印象を与えてくれます。

シルク

昔からネクタイの素材として人気のあるシルクですが、適度な光沢とネクタイの締めやすさがたいへん人気のネクタイです。手触りも滑らかで色合いも上品な発色が特徴です。一昔前でしたらシルク素材はたいへん高級品なものでしたが、最近は海外のシルクを使うことによってリーズナブルな価格で入手することができます。

 

おそらく意識をしていなくても、お手持ちのネクタイの中にはシルクのネクタイを持っているのではないかと思います。価格帯はポリエステルよりも高くなりますが、質感や締め心地を考えますと値段にあった品物と言えそうです。ネクタイの素材と言えばシルクというほど定番中の定番素材です。

コットン

コットン素材のネクタイはコーディネイトを間違えると、逆にやぼったい雰囲気を出してしまいますので注意が必要です。一般的なワイシャツ素材とコットンはあまり相性が良いものではありませんし、夏場にコットンのネクタイをするのは暑苦しく感じてしまいます。

 

コットンのネクタイは秋冬に、ワイシャツの素材をネクタイと合わせて着るのもオススメです。コットンのネクタイは締めにくく、首元が重たくなる場合がありますので気をつけてください。

カシミヤ

カシミヤは山羊から取れる素材で、繊維が細かいので肌触りがよく贅沢な素材です。季節は秋冬がオススメです。ネクタイの素材としては非常にデリケートな素材ですので、きつく締めることを避けて使うと良いと思います。締め方はシングルノット以外の締め方は生地に余計な負担をかけますので避けた方が良いでしょう。

 

最近はカシミア+ウールとの混紡素材のネクタイもありますので、カシミヤにウールが混じっていた方がネクタイとしての実用性は非常に高くなります。大切な商談の時に1本は持っていたい勝負ネクタイといえると思います。

麻(リネン)

リネンでできたネクタイは生地がとても薄いのでワイシャツの色の濃いものを着た時には色が透けてみえることがあるのでホワイトシャツとの組み合わせがオススメです。季節的には春から夏にかけてのネクタイです。素材も軽くて、とても涼しげに見えるので、夏のネクタイとしては1本は持っていたい素材です。

 

最近はクールビズで7月、8月はネクタイを締めないことが多いですが、リネンのネクタイは人とは違った個性が演出できると思います。麻のネクタイは販売しているお店自体も少ないので、希少価値の高いネクタイでもあります。

ニット

他のネクタイと比べての一番の特徴は生地を編み込みだと思います。セーターのように編み込まれたネクタイで、基本的には無地のものが一般的ですが、柄が織り込んでいるものも一部あります。カジュアルなジャケパンスタイルに合わせてネクタイを合わせると相性がとても良いと思います。

 

スーツでは真面目過ぎる、しかしカジュアルになりすぎてもいけない打ち合わせには最適です。ウールやシルク素材でも織り方に変化をもたせたニット状のネクタイがあります。

皮革素材他

変わり種のネクタイとしては、牛革、ヘビ革などの動物系の素材や鮭の革で作られたネクタイなどがあります。サラリーマンのスーツ用に1本というわけにはいきませんが、プライベートで革のジャケットに牛革のネクタイなど、初夏にバイクに乗る時など風にゆれるネクタイがとてもかっこいい感じになります。

 

人とはちょっと違ったネクタイの素材で自慢したい人、話題作りにはもってこいの素材です。

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